MENU

障がい者の就職相談 就職に向けての相談窓口とは?

質問

就職をしてお金を稼ぎたいです。
就職に不安があるので相談に乗ってくれるところが知りたいです。

障がいがあると、どのような仕事なら務まるのか、受け入れてくれる会社はあるのかなど、さまざまな
不安があると思います。このページでは、悩みに応じた相談窓口でアドバイスをもらい、
適したお仕事に就けるようにしていくための説明をしていきたいと思います。

・この記事でわかること
・具体的に就職先が決まっていないときの相談先となる窓口
・希望する職業があるときの相談窓口
・障がい者の就職に向けての主な相談先一覧

・この記事を書いてる人

・地方都市で相談支援専門員をしています。
・障がい福祉の仕事についています。
・休日・朝晩に副業に取り組んでいます。
・自分の実体験・勉強したこと書いています。

目次

具体的な考えが無いときに話し合いのスタートとなる受付窓口

特別支援学校へ行く学生だとすればその学校の就労支援をうけることが一般的だと思いますが、
これ以外に障がいがある皆さんの就労相談に対応する役所は主として4つ存在します。

①ハローワーク

求職の申請をしたのち、技量や職業特性、希望職種等に沿って、職業相談や就労の仲介を行ってくれます。
障がい者就業・生活支援センター、地域障害者職業センター、就労移行支援事業所、特別支援学校、
医療機関といった関係機関によって「障害者就労支援チーム」を構成し、就職に向けての調整から勤務先の定着にかけて
一貫したサポートが実施されています。

②障がい者就業・生活支援センター

働きながら独り立ちした暮らしが送って行けるよう、社会福祉や教育をはじめとする地域内の関連機関と
一緒になって仕事と暮らしの両方でのサポートを行う機関
となります。
さらには、状況に応じて、ハローワークや地域障がい者職業センターなどのサポートを引き継ぐ等
効果的な支援機関への窓口案内としての働きがあります。

③市区町村の窓口、民間の相談支援事業者

市区町村それぞれに業務内容に関してはことなりますが、就職に関して受ける事が可能な
サポート制度に関しての情報や、専門機関の案内など、就職に関して具体的な計画のない状態などの
第一歩ということでも使用できます

私は民間の相談支援事業者として、障がい者のサポートをさせていただいております。

相談支援事業者事業者のお話はこちらのリンクをご覧ください。

希望している職種が存在する際にはカウンセリングを受けてみる

④地域障害者職業センター

身体障がい・知的障がいがある人限定ではなく、他の機関ではサポートがシビアな精神障がい・発達障がい・高次脳機能障がいなどのある人のサポートにも対応が出来ます。カウンセリングをおこなう専門家がいて、希望するお仕事に適合するかなどの問い合わせに対しても対応します。

雇用の準備のための主だった問い合わせ先

ハローワーク

仕事に関する相談や仕事の紹介

  • 障がい者を対象とした求人の紹介
  • 仕事の探し方や履歴書の書き方の説明
  • 適職についてのアドバイス
  • 職業訓練できるところの案内
  • 求人の応募に際し、配慮を必要とする内容を事業主に伝える
  • 希望によっては、採用面接に同行する
  • 就職が長続きするための支援など

障がい者就業・生活支援センター

就労に関する様々な相談支援

  • 職業準備訓練や職場実習の斡旋など、就職準備の支援
  • 求職活動への同行
  • 事業主に対して、雇用した障がい者の特性などをアドバイスする
  • 就労のための日常生活に関する支援
    (福祉サービスの活用や、医療機関などとの連絡調整グループホーム居住支援など)
  • 生活習慣、健康管理、金銭管理など自己管理に関する助言
  • 雇用後の職場訪問や面談
  • 雇用後の相談支援 など

市区町村の窓口・民間の相談支援事業者

障がい者相談支援事業

  • 福祉サービスに関する情報提供や相談
  • 社会生活力を高めるための支援
  • 同じような状況にある人同士による課題の解決
    (ピアカウンセリング)
  • 権利擁護のために必要な援助
  • 専門機関の紹介 など

※各市区町村によって業務内容は異なります。詳しくはお住いの市区町村の窓口にお問い合わせください。

地域障がい者職業センター

職業カウンセリングや職業評価

  • 希望する職業に適応する能力などを評価し、職業リハビリテーション計画を立てる
  • センター内で作業体験や職業準備講習、社会生活技能訓練を行い、能力の向上を図る
  • 精神障がいのある人に対して、医療関係者と連携して専門的で総合的な支援を行う など

このようにいろいろなところで、就職についての相談・アドバイスをおこなってもらうことが
出来ます。ご自身・ご家族の障がいの状況にあわせた働き方はどれがいいのか
一緒に相談しながら、決めていくようにしてみてください。

まとめ

障がいがあっても、ご本人の能力に合わせた就労が行えるように、今回ご紹介したいろいろな相談先が、
相談に乗ってくれます。1回で上手くいかなくても、2回、3回、4回と相談、サポートもしてくれます。

上手くいかないだろうと決めつけて行動しないでいるよりは、相談にいって話を聞いてみるという行動を
起こすだけでも違いは出てきます。
人に迷惑をかけてしまうと心配するばかりでなく、お手伝いをしてくれる所に
遠慮しないでお手伝いを頼みましょう。その為に税金や施設利用料を払っているのですから。

お互いに感謝、ありがとうの気持ちを持ちながら助け合いが出来るとうれしいですね。
ご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

地方都市にて相談支援専門員をしながら、
休日や朝晩の時間を使って副業に取り組んでいる40代男性です。

私自身も、HSP(ハイリー・センシィティブ・パーソン)
敏感さんといわれる症状を持つ娘を持っています。
同じ発達障害といわれるお子さんを持つ人たちと
一緒に悩みを共有しながらそれぞれの夢を叶えるお手伝いが
できればと考えています。

夢は、子供達が自分の好きなことで
生活できるようになるお手伝いをする場所を作る事。
MEGABIGで1等12億円に当選すること。
貴方とご縁をいただけたことに感謝します。
よろしくお願いいたします。

コメント

コメントする

目次