障がいが疑われたらどこに相談すればいいですか?
普段の生活や周りからのアドバイスによって障がいでは?と悩んでしまうことがありますよね。
障害の種類や状態、相談したい内容によって相談窓口はいくつかあります。
ここでは、障がいに関する相談に対応してくれる窓口を紹介したいと思います。
・この記事でわかること
・相談窓口を利用するタイミング
・相談窓口の種類
・相談窓口の相談対応内容
相談窓口を利用するタイミング
日常生活で障がいが疑われたら、身近な相談窓口を利用しましょう。
健診で障がいが疑われた場合、診断によっては診察した医師から専門医を紹介されます。
しかし、日常生活の中で、うまくコミュニケージョンが取れなかったり、視線を合わせることが
できないなど、成長し始めるにつれて気がかりなことが現れてくることもあると思います。
そのようなときは、次回健診を待たず、身近なところにある相談窓口を利用しましょう。
乳幼児期に現れる障害は、早期発見によって症状が軽減されるケースも少なくありません。
障がいのある児童に関する主な相談窓口
漠然とした不安でもいいので、まずは相談してみましょう。
障がいが疑われた場合に、健康や育成について幅広い相談ができるのが、
児童相談所や保険所です。
児童相談所は、障がいのある児童だけでなく、18歳未満のすべての子供を対象にしており、
一般的な健康相談にも応じてくれます。
保健所は、障がいの有無や年齢にかかわらず、地域住民の健康に関する相談や指導をする機関で
妊娠時からサポート体制が整っています。
これらには、さらに地域に密着した役割を務めるために、児童相談センターや保健センターが
設けられています。
すべての児童の健やかな育成を目的とした児童家庭相談窓口でも、障がい児に関する相談を
することが可能です。市区町村によっては、保健センターや福祉事務所の中に設置されて
いる場合もあります。
また、発達障害については、発達障害者支援センターで専門的な相談もすることが出来ます。
私の事業所にも色んなご不安を持たれて相談にお越しになる方がいらっしゃいます。
お悩みの内容を一緒に相談することで不安が解消されていかれる皆さんがたくさんいます。
貴方の近くに相談できる窓口は色々とあります。些細なことでも相談をして
不安を取り除いていくようにしていきましょう。
相談窓口の相談対応内容
・児童相談所
身体障がい・知的障がい・発達障がいに関する相談だけでなく、しつけや性格などについての育成相談や、
一般的な健康管理に関する相談にも応じてくれます。
・児童相談センター
児童相談所の役割をもつとともに、総合的な診断・治療・指導の機能も併せ持ちます。緊急性のある相談
については、休日・夜間でも対応が可能です。
・保健所
地域住民の健康保持と促進を行う機関で、障がい児については保健相談や指導などを受けることができます。
・保健センター
保健所の機能をより身近にした機関で、乳幼児の保健指導や健康診査を担当しています。
・福祉事務所
主に福祉関係の手続きを行うところで、身体障がい・知的障がいのある児童の福祉サービスに関する
相談に応じてくれます。
・児童家庭相談窓口
すべての児童の健やかな育成を目的とした窓口で、保健センターや福祉事務所に設置されている
こともあります。
発達障害についての相談窓口
・発達障害者支援センター
発達障がい児(者)とその家族に対して、専門的な相談に応じてくれます。
まとめ
以上が障がいに関する主な相談窓口となります。
相談したい内容によって相談窓口を変えて相談してみればより適切なアドバイスがもらえると思います。
障がいの疑いで不安な段階でいるならば、早期発見・改善を行っていけるように
児童相談所や保健所などで育成相談や保健相談を受けてみてみましょう。
発達・成長に合わせたサポートを受けることで、本人が楽しく生活を送っていけるように
していってあげましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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